「ハゲ」と言う言葉を言えない自分

髪が薄くなり始めたのが20代後半。

 

その頃くらいから職場では周りがヒソヒソ・・。先輩方なんかはハッキリと「お前最近頭ハゲてきたんじゃねーか?(笑)」、それを聞いた周りはクスクス・・。

 

自分なりに平静を装って笑って誤魔化したものの、内心は正直傷ついていました。同じ年代の人達はあんなに髪がフサフサなのになんで俺だけが?

 

頭に浮かぶのはそんな疑問ばかり。

 

そんな私も30代半ば。

 

頭の事は徐々に吹っ切れて開き直り、逆にネタにして周りから笑いを取るようになりました。
その頃になると私を笑っていた同年代の頭がチラホラ怪しくなっています。

 

「あれ?最近薄くなったー?」と私は堂々と言います。必ずその後に「薄い奴から言われたら腹も立たんしょ?」と付け加えたりして。
その頃から自分の何かに違和感が・・。

 

そんなある日、私のお気に入りの水筒を見て女子社員が「水筒可愛い?」と言ってきました。
でも古い水筒なのであちこち色がハゲてしまって、それを言おうとして「でもこの水筒色が・・」。

 

言葉が出ない!ハゲたと言えない!

 

そう言えば同僚にもハゲとは言えず薄いと言っていました。
開き直っているようでまだ気にしている自分がいるようです。